平成31年度産に向けた水稲の育苗準備が始まります。3/5(月)には創造センターにて育苗講習会が行われ、いなば管内の生産者およそ70名の方々に参加いただきました。また、講習会では近年いなば管内で普及している高密度播種育苗(密苗)栽培についての注意等も説明されました。
研修会では、「健苗育成で高温に強い米づくり」と題して高岡農林振興センターより説明があり、高温登熟回避に向けて5月15日を中心とした田植えに合わせた育苗計画を組むことが呼びかけられました。また近年育苗と田植えの時期に気温の変動が大きいことから、温度管理に細心の注意を払うことなどを確認しました。併せて、密苗栽培についても作業の省力化や資材コストの削減を図れる反面、慣行苗と比べて育苗日数が短く、苗の老化が早く進む傾向があり、作業計画に注意するよう呼びかけられました。
昨年は記録的な猛暑となりながらも、いなば管内産米は上位等級比率90%を確保できました。今年はゴールデンウィークの連休が長くなり、田植えの時期が早まる可能性もありますが、高温に負けない米作りを行うためにも5月15日中心の田植えに合わせた育苗を計画しましょう。
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説明会に関しての資料は
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