３月27日(水)に農業創造センターにて富富富栽培講習会が行われました。

　高岡農林振興センターより、富富富の特徴から始まり、これまでの富富富の取り組みや栽培のポイントについて説明がありました。富富富は草丈が短く、倒伏に強いことが１つの大きなメリットとしてあります。品種特性として草丈が短いため、育苗時の草丈も短いことが特徴です。そのため、育苗時の草丈を無理して伸ばさず、「健苗育成」と「適正田植え・水管理」が重要であると呼びかけました。

　富富富は栽培が開始されてから、徐々に作付面積が増加しています。さらに昨年の異常高温でのコシヒカリの品質低下を受け、令和６年産の富富富作付面積はいなば農協管内約285haの見込みとなっています。JAいなばでは、東部第３カントリーエレベーター(CE)で富富富の受け入れを行っており、今年度から福岡汎用乾燥調製施設でも新たに受け入れを行う予定です。コシヒカリと収穫時期が重なっていても受け入れが可能です。ぜひCEの利用をご検討ください。

　「健苗育成」と「適正田植え・水管理」を心掛け、高品質でおいしく安全安心な富富富の生産を目指していきます。

講習会についての詳しい資料は

R6いなば富富富栽培講習会

2024富富富栽培こよみ

こちらをご参照ください。